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お知らせ

第2回鹿皮膠を使ってみよう

鹿皮膠ができました

投稿日:2013年1月24日

明日、鹿皮膠が届きます。

連絡が入りました。
明日には私どもの手元に届きます。

出来立ての写真が届きましたのでアップします。
(大きさはまちまちですのでご了承ください。少し画像が不鮮明ですが
まずは色艶など比較してみてください)

 

1番 2番

1番抽出 約16.5㎏         2番抽出 約8.5㎏

 

お申込み口数、301口
一口3,000円を出資いただきましたので総額903,000円集まりました。

製造価格(原料代含む) 971,250円(税込)ですので、一口3000円で割ると323.75口になります。
このうち22.75は当研究所が出資させていただきます。

お届けできる量は1番抽出が16.5kg÷323.75≒約50g、2番抽出が8.5kg÷323.75≒約26gに
なります。なお、膠を細かく割れないので、1g以下は切り捨てにさせていただきます。

 

お届けできる量、一口当たり

1番抽出が約50g

2番抽出が約26g

 

形状を見てから梱包の準備をしますので
今しばらくお待ちください。

 

鹿皮膠の製造 その3

投稿日:2013年1月21日

2番抽出をおこないました。

1番抽出を終えた後、高価な原料なこともあり
2番抽出を試みてみることになりました。

 

2番汲みを煮る

 

液温を95℃にして17時間煮ました。
やはり1番よりも抽出しにくいため、温度も少し高くし、
抽出時間もかなり長くなりました。

長く煮すぎると物性が弱くなり、固まらなくなることがあります。

このあとは、その1、その2と同じ工程です。

 

2番汲みの乾燥

 

網に並べて乾燥室へ。

1番抽出と比べると少し濁ったような色にみえます。

 

2番汲みの乾燥が進む

 

3日目、少し乾燥してきました。

1番抽出に比べると乾燥時間も長くかかるようです。
うまく乾燥してくれればよいのですが…

担当して下さっている方のお話では、何とか固まりそうだとのことです。

1番抽出の半分もありませんが、乾燥してほしいですね。

 

鹿皮膠の製造 その2

投稿日:2013年1月21日

鹿皮膠の乾燥工程

一晩おいた膠は、こんにゃくのようにプルプルした状態にゲル化しました。
容器から取り出し適当な大きさに切っていきます。

すべて手作業のため思っていたより重労働。

 

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切ったものは網の上に広げ棚に並べて乾燥室へ。
風を当てて乾燥させます。

少し乾燥してきました。

 

1番汲みの乾燥

 

↓ 乾燥3日目

乾燥するとより透明感がましています。

 

1番汲みの乾燥が進む

 

あとは、このまま乾燥するまで置いておきます。

 

鹿皮膠の製造 その1

投稿日:2013年1月10日

1月8日から9日にかけて膠の製造がおこなわれました。

工程をお伝えしていきます。
まずは、抽出の工程からご覧ください。

 

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8日の午前4時から火入れされました。この写真は約6時間後の状況です。

①鹿皮を20㎝ほどの大きさに切っておきます。

②二日間流水し皮の洗浄と水分を含ませ柔らかくします。

③柔らかくなった皮に水を加えて煮ます。

 

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牛皮膠の抽出時は牛骨スープのようなにおいでしたが、
鹿皮膠はなぜか和風のかつを出しのようなにおいがしました。
ふしぎです。

 

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④抽出が終わり、出来上がった液をとりだします。

⑤細かなごみを取り除くため漉しながら容器へ

 

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液温を80℃から85℃にし約10時間煮ました。

 

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⑥取り出した液をもう一度漉します。

 

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あまりにキレイでしたのでゼリー状になった膠の色をお伝えしたく、
試しに容器に流してゲル化させてみました。

(実際には固形化するためもっと厚みがあるので透け感は異なります)

 

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液を取り出した槽の中

まだ、皮が原形をとどめています。

二番抽出の膠が乾燥可能なくらいに固まるかわかりませんが、
材料も高価なのでとりあえず挑むことになりました。
(抽出はできるのですが物性により固まらないこともあります)

 

採取した膠液は容器に入れ一晩屋内に置いて凝固させます。

次回は、乾燥までの段階をお伝えします。

 

 

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